単身赴任先から一時帰宅中のこと。
朝起きてきた妻が朝食の準備を始めたので、僕は妻の後ろからハグをした。
後ろから、妻の髪の毛を片方に寄せ、空いた首筋にそっと唇を這わせる。
そうしながら耳に自分の鼻先があたる。
くすぐったいのかちょっと首をすくめる妻。
僕は調子に乗って、耳を唇で甘噛みする。
そうしながらも手は寝巻きのスウェットの下から、左手は下腹部に、右手は妻の乳房へ這って行く。
右手の人差し指でその先端に到達すると、すでにぷっくりと固くなっている。
それを優しく摘んだり、手のひらで転がしたり。
妻は手を動かしながら、ずっと黙っている。
左手は、下着の上から、あそこのあたりを爪をたてる感じで強めに刺激してみる。
すると妻の手が止まった。
「ちょっと、用意ができないから」
そう言うので、一旦左手は諦め、両手の平に妻の乳房を納め、人差し指で、その先端を軽く弾くようにリズミカルに動かしていく。
妻の手がまた止まる。
このままでは朝食の用意ができないから、一旦妻からはなはれ、朝食を完成してもらい、リビングのソファに座って、二人、朝食を食べる。
僕はさっさと食べ終わると、妻の後ろに回り込んだ。
妻はまだ朝食を食べているが、お構いなく、先ほどと同じように妻のパジャマのスウェットの中に右手も左手も差し込んでいく。
なんとなく右手が乳房、左手があそこに向かう。
妻の食事が終わるまでは、おとなしく触っているだけだったが、
食べ終わると、僕は耳の中に舌を入れた。
妻の体がびくんとなる。
妻は無言だ。
先ほどの続きで、右手は手のひらで乳房を包み、人差し指で先端をリズミカルに優しく弾く。
左手は、下着の中に手を入れて、割れ目に入ったあたり、ちょうどクリトリスの膨らみを感じられるあたりに中指の腹を乗せ、くるくると指でなぞる。
気持ちいのだろう。妻は無言で、少し眉間に皺がよっている。
僕は左手をより割れ目の奥深くへ潜り込ませる。
小陰唇を手探りで掻き分け、あそこの中心部へ徐々に進めていく。
ようやくそこに辿り着くと、すっかりぬるぬるになっていた。
僕の中指の先がそこを軽くかき混ぜてみる。
半開きの妻の口からは軽く吐息が漏れる。
同時にぬちゃぬちゃという卑猥な音が立つ。
「ねぇ、めっちゃ濡れてるやん」
「え、そう?」
軽く喘ぎながらそういう。
「しようよ」
「どこで?」
「寝室で。」
妻は頷き、二人は寝室へ上がった。
僕は先に上がって、エアコンをつけ、服を脱いだ。
日頃から筋トレをしているので、だいぶ肩や胸の筋肉は大きくなってきたように思う。また、腹筋も割れてきたように思う。
脱ぎ終わると妻が入ってきた。トイレに行っていたらしい。
さっさと脱いでいる僕をみて、妻は笑っているが、僕はさっさと妻を脱がせ、ベッドに横たわらせた。
妻の足を開いて、挿入体制になる。
でも僕はまだ完全にボッキしていない。
妻に、「手でやって」
とたのむ。
妻が僕のペニスを手コキしてくれるので、僕は妻の口に僕の舌を入れ、掻き回す。
妻も舌でそれに応える。
あっという間に十分な硬さになった僕のペニス。
「入れようか」
僕は妻のあそこにペニスの先端を何度も擦り付ける。
あそこのぬるぬるを亀頭全体に塗りつける。
そして、ゆっくりと妻の腰に沈めて行く。
妻は気持ちよさそうだ。
「痛くない」
「大丈夫」
それを聞いて、軽く動き始めてみる。
薬も使っていないので、あまりゆっくりしているとすぐに萎えてしまうかもしれない。
なので、そこそこ大きく動かしたいが、いつものようにすると、ぱんぱんと音が鳴る。妻はあそこの毛を剃っているので、濡れ濡れのこともあり、音が大きい。
実は子供が別の部屋で寝ているので、そこに聞こえててもいけない。
僕は音が鳴らない程度のソフトな腰の動きをしつつ、妻の喘ぎ声が漏れないように、舌を絡ませながら腰を動かし続けた。
そして、5分くらいだろうか、射精感が増してきた。
「もういきそう。いっていい?」
頷く妻。
少し早めに動いて、妻の腹の上に射精した。
妻は少し頭を上げてそれを見ると、満足そうな笑みを浮かべた。
僕は妻にしばらくの間口づけをし、余韻を楽しんでいるふりをした。
「すごく気持ちよくて、すぐにいっちゃった」
妻の喜びそうなセリフを吐く。
そして枕元のティッシュでお腹の白い液体をふき、妻のあそこのぬるぬるも拭き取る。
最後に僕のドロドロのペニスを拭いて、妻の隣に横になった。
そして妻を抱きしめながらしばしお話タイムを楽しむ。
そんなインスタントなセックスもたまにはいいものだ。